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読んで良かった本

2013.02.23 (Sat)

50円のコスト削減と100円の値上げでは、どちらが儲かるか?(著)林 總


埼玉県川口市不動産物件貸し工場・貸し倉庫賃貸倉庫 賃貸工場貸工場・貸倉庫不動産物件のことなら、ハーネス




50円のコスト削減と100円の値上げでは、どちらが儲かるか?


(著)林 總





http://tinyurl.com/aozjs9f




本書のの舞台は、
JR田端駅近くにあるファミリーレストラン「ロミーズ」で、
ヒロインは東京経営大学安曇研究室所属の
インターンシップならぬクラークシップ、菅平ヒカリ。

24カ月連続赤字、しかもライバルの大手ファミレスチェーン、
カッパーズの出店が間近に迫った状態で、
経営改善を進めるのがミッションです。


本書を通じて学べるのは、「財務の視点」
でしか会社を見ないことの危険性。


著者いわく、「財務の視点」というのは、
「顧客の視点(マーケティング)」と
「業務プロセスの視点(イノベーション)」の写像であり、
この2つを支えるのは、「学習と成長の視点(人材教育)」。

本書は、ストーリーを通じて、
この4つの連携がバッチリ学べるように構成されています。


実務経験の足りないコンサルタント猪木が
「財務の視点」だけで提案した改善案が客離れを起こし、
たちまち窮地に陥るロミーズを、ヒカリはどう立て直すのか?


これが本書の最大の読みどころです。


<管理会計の世界では、
生産性の向上は“コストの削減”と
“資産の活用”を指すんだ。

“コストの削減”は、変動費と固定費を下げることだ。

つまり、材料をムダにせずに歩留まり率を高め、
人件費や経費のムダを取り除く。

それから、“資産の活用”は、
設備を有効に利用して稼働率を高めることだ>

これこそが本書の最大の肝ですが、
実際にやるとなると、
イノベーティブなアイデアが必要になります。


・50円のコスト削減と100円の値上げでは、どちらが儲かるか?

・サラダバーの野菜を固定費化するにはどうすればいいか?


など、読者のアイデア力を問う仕掛けも含まれており、
良い思考トレーニングになります。


管理会計の基礎と実践がバッチリ学べるので、ぜひ読んでみてください。


「管理会計の世界では、生産性の向上は
“コストの削減”と“資産の活用”を指します。

“コストの削減”は、
変動費と固定費を下げることです。

つまり、材料をムダにせずに歩留まり率を高め、
人件費や経費のムダを取り除く。


それから、“資産の活用”は、
設備を有効に利用して稼働率を高めることです」

生産性を高めるには在庫の稼働率も高くする必要があります。

利益ポテンシャル=限界利益÷在庫金額

利益ポテンシャルの高い商品を見つけて、
それを集中的に売ればいい

もしかしてキッチンには宝が埋まっているかもしれません。

◆料理の値段を1000円、材料費率を30%(300円)として計算
・材料費を50円削減した場合の限界利益率は75%
・売価を100円値上げした場合は、72.7%

大切なことは、コスト削減、
あるいは値上げのあとに、商品が何個売れるかという点です。

商品には優劣があり、寿命があります。


材料費を減らすには、料理に使う量を減らすよりも、
使わずに捨てる量を減らしたほうが効果がありそうです。

ビジネスにとって大切なのは、
会計期間をブツブツに切り刻んだ瞬間的な「利益」ではなく、

長期的に安定した利益(現金)をもたらす
「顧客を創造する」ことです。


ドラッカーは、

「事業の目的は顧客の創造である。
買わないことを選択できる第三者が、
喜んで自らの購買力と交換してくれるものを提供することである
(『創造する経営者』第6章)」と言っています


管理会計を見直したい方におすすめ。



http://tinyurl.com/aozjs9f



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ヒロインは東京経営大学安曇研究室所属の
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カッパーズの出店が間近に迫った状態で、
経営改善を進めるのがミッションです。


本書を通じて学べるのは、「財務の視点」
でしか会社を見ないことの危険性。


著者いわく、「財務の視点」というのは、
「顧客の視点(マーケティング)」と
「業務プロセスの視点(イノベーション)」の写像であり、
この2つを支えるのは、「学習と成長の視点(人材教育)」。

本書は、ストーリーを通じて、
この4つの連携がバッチリ学べるように構成されています。


実務経験の足りないコンサルタント猪木が
「財務の視点」だけで提案した改善案が客離れを起こし、
たちまち窮地に陥るロミーズを、ヒカリはどう立て直すのか?


これが本書の最大の読みどころです。


<管理会計の世界では、
生産性の向上は“コストの削減”と
“資産の活用”を指すんだ。

“コストの削減”は、変動費と固定費を下げることだ。

つまり、材料をムダにせずに歩留まり率を高め、
人件費や経費のムダを取り除く。

それから、“資産の活用”は、
設備を有効に利用して稼働率を高めることだ>

これこそが本書の最大の肝ですが、
実際にやるとなると、
イノベーティブなアイデアが必要になります。


・50円のコスト削減と100円の値上げでは、どちらが儲かるか?

・サラダバーの野菜を固定費化するにはどうすればいいか?


など、読者のアイデア力を問う仕掛けも含まれており、
良い思考トレーニングになります。


管理会計の基礎と実践がバッチリ学べるので、ぜひ読んでみてください。


「管理会計の世界では、生産性の向上は
“コストの削減”と“資産の活用”を指します。

“コストの削減”は、
変動費と固定費を下げることです。

つまり、材料をムダにせずに歩留まり率を高め、
人件費や経費のムダを取り除く。


それから、“資産の活用”は、
設備を有効に利用して稼働率を高めることです」

生産性を高めるには在庫の稼働率も高くする必要があります。

利益ポテンシャル=限界利益÷在庫金額

利益ポテンシャルの高い商品を見つけて、
それを集中的に売ればいい

もしかしてキッチンには宝が埋まっているかもしれません。

◆料理の値段を1000円、材料費率を30%(300円)として計算
・材料費を50円削減した場合の限界利益率は75%
・売価を100円値上げした場合は、72.7%

大切なことは、コスト削減、
あるいは値上げのあとに、商品が何個売れるかという点です。

商品には優劣があり、寿命があります。


材料費を減らすには、料理に使う量を減らすよりも、
使わずに捨てる量を減らしたほうが効果がありそうです。

ビジネスにとって大切なのは、
会計期間をブツブツに切り刻んだ瞬間的な「利益」ではなく、

長期的に安定した利益(現金)をもたらす
「顧客を創造する」ことです。


ドラッカーは、

「事業の目的は顧客の創造である。
買わないことを選択できる第三者が、
喜んで自らの購買力と交換してくれるものを提供することである
(『創造する経営者』第6章)」と言っています


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